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 交換部品カタログ
 重要
この章の中で太字で記載されている部分は、本文の脇の写真ではなくこの分解立体図を参照する必要があることを示します。
ブレーキ装置のメンテナンス作業
 警告
ブレーキ系統に使用されるオイルは、塗装を破損するだけでなく、目や皮膚につくと大変危険です。 万一接触した場合は、その部分を流水でよく洗い流し、必要に応じて医師の診察を受けてください。
 
メンテナンスの全作業(ブレーキパッドの摩耗点検および交換、ブレーキオイルの交換など)については、セクション D 4,“メンテナンス作業”を参照してください。
フロントブレーキ装置の取り外し
 
マウント(15)のネジ(16)を緩めてマウントからホース(8)を抜き取ります。
ホースからケーブルガイド(12)を取り外します。
左右のキャリパーの特殊ネジ(6)を緩めて外し、フロントブレーキキャリパーをホース(8)から外します。ガスケット(4)
も取り外します。
ホース(8)をマッドガードの固定輪(A)から抜き取ります。
右フロントブレーキキャリパー(3)をフォークレッグに固定している 2 本のネジ(2)を緩めて外します。
左フロントブレーキキャリパー(10)についても同じ作業を行います。
ブレーキディスクの取り外し
 
フロントブレーキディスクは、制動力を生む摩擦面とで構成されています。
ディスクをホイールに固定しているネジ(14)を緩めて外し、ディスク(13)を取り外します。ホイールの両方の側に対してこの作業を行います。
ブレーキディスクの取り付け
ディスクをリムに取り付ける際は、接触面から完全に汚れを取り除き、固定ネジ(14)のネジ山にネジロック剤を塗布します。
ブレーキディスク(13)をフロントホイールに固定するネジ(14)を、1-3-5-2-4-6 の順に締めます。
ネジを規定トルクで締め付けます(セクション C 3,“フレーム締め付けトルク”を参照)。
 
フロントブレーキ構成部品のオーバーホール
 重要
ブレーキキャリパーの製造メーカーは、その安全上の重要性を考慮し、キャリパーの内部に決して手を加えないよう指示しています。 オーバーホールを適切に実施しないと、ライダーに重大な危険をもたらす可能性があります。
 
交換作業は、ブレーキパッド、固定パーツ、および排出ユニットに限定してください。
上記の構成部品を交換するには、この章の初めにある分解立体図を参照してください。
ブレーキディスクは完全に清潔な状態でなければなりません。つまり、錆、オイル、グリースなどの汚れがなく、深い掻き傷がないことが必要です。
ブレーキディスクの摩耗を点検するには、“油圧ブレーキ”の項目(セクション C 1.1)を参照してください。
 
フロントブレーキ装置の取り付け
 警告
装置を取り付けるときは、キャリパー(3)および(10)に対するキャリパーホース(8)の継ぎ手の向きに注意してください。
 警告
ホースを正しい位置に取り付けないと、ブレーキ装置の機能に支障をきたしたり、車両の可動パーツに接触したりする恐れがあります。
 
ブレーキホースをブレーキキャリパーに固定する際には、所定のガスケット(4)を継ぎ手に挟み込んでください。
ホース(8)をフロントブレーキキャリパー(10)および(3)に取り付け、ネジ(6)を規定トルクで締め付けます
(セクション C 3,“フレーム締め付けトルク”を参照)。
キャリパー(3)および(10)をディスクに取り付けます。
ネジ(2)のネジ山と裏面にグリースを塗布します。
キャリパーをフォークレッグに固定する 2 本のネジ(2)を締めます。
ネジ(2)を規定トルクで締め付けます(セクション C 3,“フレーム締め付けトルク”を参照)。
ポンプ/レバー一式を取り付けます(セクション F 3,“フロントブレーキポンプの取り付け”を参照)。
プレートを取り外した場合は、フロントブレーキ装置のラバーホース固定輪(B)にプレート(12)を挿入します。このとき、ブレーキホースに対して位置を変えなくても、歯(C)がラバー上部に当たるように取り付けます。
 メモ
規定の潤滑剤を使用すると操作がより簡単にできます。
 
図にあるようにプレートがホースの前面を向くように、ラバーホース固定輪を外鎧(D)にいっぱいまで取り付けます。
 メモ
外鎧(D)および(C)はラバーホース固定輪を正しい位置に取り付けるために目安となります。従って、ブレーキホース上での外鎧の位置を変えることはしないでください。
ホース(8)をヘッドライトマウント(15)に通します。このとき、ケーブルガイド(12)を正しく配置してください。
ケーブルガイドの曲がった形状により、ブレーキ操作時にホース(8)が誘導され、正しい位置に保持されます。
図のとおりの向きで取り付けてください。
ネジ(16)を規定トルクで締め付けます(セクション C 3,“フレーム締め付けトルク”を参照)。